自分で調べたり、話を聞いて経験する中で、自分の考え方や業界?企業への理解を深めていきました。大切にしたのは納得感です。

半導体メーカー 内定 甲賀 翼さん

2025/03/07

キャリアの立教

OVERVIEW

半導体メーカー内定の経営学部経営学科 甲賀 翼さんによる就職活動体験談です。

甲賀 翼さん

志望業界
メーカー、総合商社、コンサル

インターンシップエントリー社数???8社
インターンシップ参加社数??????7社
説明会参加社数???????????20社
本選考エントリー社数????????10社
本選考面接社数???????????8社
卒業生訪問数????????????30人

業界や企業ごとの文化?慣習?雰囲気について自分なりの解釈を持って活動

就職活動を始めた時期が早かったため、大学内では就職活動について話し合える人があまりいませんでした。そのためインターシップで同時期に就活を始めた他大学の学生とつながることができたのは情報交換やモチベーションの維持になり、視野を広げる機会となりました。

コンサルの最終面接が初めての本社対面面接だったのですが、オンラインと対面の温度感や緊張感の違いに戸惑い、スクリプト暗記で臨んだ結果、上手く話すことができずに失敗をしてしまいました。自分の言葉を感情に乗せて話すことの重要性に気づき、その後の面接では話したい方向性やトピックのみを決めておき、具体的な説明や言葉使い、姿勢は日常会話のようにアドリブを利かせるというスタンスで取り組みました。その結果、面接を楽しむことができ自身の人間性や論理的思考力のアピールにつながったと思います。また私は緊張すると、話がまとまらず拡散してしまう傾向があったので、面接を重ねる中で、業界?企業?性別などでどのような伝え方が受け入れられやすいかを考えて話すことを意識しました。当たり前のことですが、身だしなみにも気を遣い清潔感を心がけました。靴の汚れやネクタイの結び方、コートの畳み方など細かいところまで気を遣うようにしていました。

誠実で信頼できるビジネスマンになり、自分でライフスタイルをデザインできる職につきたい

コンサルの選考を受ける中で、誰かをサポートをするビジネスモデルよりも自身の技術や商材を持って自分事としてビジネスをする方が性に合っていると感じたこと、会計や経営的な視点から成熟した業界や企業ではなく成長の見込みがあること、文系でも技術職への転向が可能でモノづくりに携われること、という3つが内定先を最終的に選んだ決め手となりました。好奇心を持って様々なことに挑戦したり、新しいコミュニティに参加したりすることが得意なので、これからも知識だけでなく視野を広げていきたいです。また将来的には尊敬する父のような仕事に対し誠実さや丁寧さをもち、働く時間と量を自分自身でデザインできるビジネスマンになりたいです。

私の就活ヒストリー

私のお役立ち就活アイテム

『1分で話せ』という本:
この本を読んで「結論→根拠→例えば」で伝える話し方を学ぶことができました。ナラティブに話すことにも活かされおり、グループディスカッションや面接に非常に活きた一冊だったと思います。エントリーシートの記入でも参考になると思います。
効率的に就職活動するために使ったGoogleツール:
情報が多い就職活動においてGoogleの機能(メール、ドキュメント、スプレッドシート、カレンダー)を使って効率化を意識しました。それぞれ情報を紐づけることで、スケジュール管理や企業情報の確認など、ストレスなく進めることができました。

ここが効いた!私のエントリーシート

自分の感情、価値観がどのように変化して、どのように行動したかのストーリーラインが読み手に伝わるように書くことを意識しました。多くのエントリーシートを見ている人事の方の目に止まるように少しでも面白いと感じてもらえるような文章を書くことを考えていました。中でも自分の感情や価値観に変化が起きた出来事をピックアップし、なぜ心が動いたのか、動いたあとに自分はどうしたのか、その結果どんな影響がでたのかを一貫性を保ちながら書くことを意識しました。
POINT 多くを盛り込みすぎないこと
エントリーシートには、いろいろと書き込みたくなってしまうところですが、情報量が増えると読み手も疲れるため、最も印象に残る小さな部分を深く何よりもイメージしやすいように書くことを心掛けました。具体的には、ビジネスコンテストの優勝経験について結論ファーストで記載し、そこに向かっていく過程を人事の方が思い描けるかを意識しながら記載しました。私の場合、第三者にはチェックしてもらっておらず、自分で俯瞰して読んでみて他人が読んだらどう思うだろうかというのを必ず確認するようにしていました。

これで成功!私の必勝自己PR 成果を残してきた精神力?行動力?考える力をアピール

自己PRとして聞かれる機会は少なかったのですが、私は、経験の幅が人より広いと思っていたので、それぞれで必ず成果を残してきた精神力と行動力と考える力をアピールしました。具体的には、①経営学部の必修であるBLPのビジネスコンテストで優勝、②長期インターンでの大手石油会社との成約について、③文武両道(高校:テニス関東大会優勝+3年間学年1位、大学:テニスで全日本選手権出場+成績優秀者)という3つのエピソードで、チームでも個人でもパフォーマンスを発揮できる人材であるということをアピールしました。

~後輩達へのメッセージ~ 自分が就職活動全体を通じて、納得して最終的な内定先を選べているかを重視してほしい

就職することを目的ではなく、手段として考えてほしいと思います。そこから二つ伝えたいことは、①興味のない業界/企業でも一歩踏み込んで体験してみる、②調べたことや聞いたことを整理し、自分の言葉で説明できるようにする、ということです。深く考えずに業界や企業規模、知名度で絞って就職活動を進めたり、就活人気企業ランキング上位全部を受けているとしたら、一度立ち止まって視野を広げてみてください。違う業界を受けている友人に話を聞いてみたり、合同説明会に一度参加してみるなどして、最終的には腹落ちした自分の価値観や軸を言語化してほしいです。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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